153.手段を誤れば、時として野心は砕かれる。

都知事就任後の小池百合子氏は、再び世間から脚光を浴びる存在になった。 党の推薦が得られず、世間から悪名高き内田ドン率いる自民都議を敵に回して分裂選挙に持ち込み、孤軍奮闘する姿に都民、国民が熱く共感し、終わってみれば圧勝…という結果であった。 就任後は、東京五輪問題、豊洲移転問題…とりわけ利権問題に焦点を当て「都民ファ-スト」をキャッチフレ-ズに、都民、国民の喝さいを浴び一躍国民的ヒロインとな…

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73.祭の後先(あとさき)。

NHKが事前に投票締め切り時間の午後8時~9時の時間枠で、都知事選特番を組んでいた時点で「小池圧勝」は既に公然の確定状況であった事を薄々感じていたが、放映開始と同時に「小池氏当確」であった。 大方のメディアは、直前まで「小池氏一歩リ-ド、増田・鳥越氏が追い、接戦模様」などと報じていたが、何のことはない、接戦でも何でもなかったのである。知らぬは都民と国民だけであったということだ。 それを裏付け…

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71.「痛快」「共感」「感動」…‘わが祖国・日本をどうしたいのか`が問われる時。

今国民一人一人に問われているのは「わが祖国・日本をどうしたいのか」ということの意思表示である。 話は2年半前に遡る。猪瀬後継都知事選たけなわだった。 当時私は田母神俊雄候補一択であった。その理由は単純明快である。田母神氏だけが、唯一孤立無援。孤軍奮闘。「日本再生」に立ち向かったからである。 舛添はもとより、細川、宇都宮は論外。祖国・日本を取り戻す人材、日本を取り戻すために託す人材が、田母神…

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69.都知事戦の核心は、戦後体制の攻防という見方。

一夜明ければ情勢が一変していることが珍しくないほど、国際社会は風雲急を告げている。その現象は恰も百匹目の猿現象の如く、連鎖的に世界各地に伝播しているかのように映る。 こんなときには、現実から視点を少し遠くに移すと共に、複眼的に見ることに努めてきたつもりである。 だが、ある読者の方から提供頂いた情報からたどり着いたことを契機に、折に触れてご紹介させていただいている積哲夫様のブログを拝読した瞬間…

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68.勝利の方程式「地盤・看板・カバン」の崩壊。これからは「政治資質」と「政策」の時代だ。

選挙における勝利の鉄則…「地盤(組織)・看板(知名度)・カバン(資金力)」……この鉄則は、日本独特の勝利の方程式であるとされてきた。だが、この神話も音を立てて崩れてきた。 またしても、センテンス・スプリングである。夕刊紙は、会社員の乗客が多い夕刻の地下鉄などの中吊で報じ、大きな反響を呼んだようだ。 鳥越陣営の主導権は共産党であるとされているが、統一候補擁立のために引きずり降ろされた(過去2回…

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